<Header>
<Author: 王昌齡>
<Title: 西宮春怨>
<Format: 格式不明>
<Year: 1965>
<BookName: 唐詩選　下>
<Translator: 斎藤晌>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 西宮春怨（せいきゅうしゅんえん）>
<BookPage: 261>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
西宮夜靜百花香，
欲捲珠簾春恨長。
斜抱雲和深見月，
朦朧樹色隱昭陽。
<End Poem>
<Translation>
西の御殿では夜ともなれば静まりかえって、ただ百花がさきみだれ、そのかおりが空氣に濃くただようている。それで朱の繁をまきあげようとしたが、春のうらみのかぎりなく、それも途中でよしてしまった。ななめに雲和の琵琶をだきかかえ、それも掻き鳴らすというのではなく、深く月を見あげれば、おぼろおぼろに月光をあびた木かげがこんもりと昭陽殿のあたりをこめている。
<End Translation>
<Formatted Translation>
西の御殿では夜ともなれば静まりかえって、ただ百花がさきみだれ、そのかおりが空氣に濃くただようている。
それで朱の繁をまきあげようとしたが、春のうらみのかぎりなく、それも途中でよしてしまった。
ななめに雲和の琵琶をだきかかえ、それも掻き鳴らすというのではなく、深く月を見あげれば、
おぼろおぼろに月光をあびた木かげがこんもりと昭陽殿のあたりをこめている。
<End Formatted Translation>